Modellerでループ構造最適化, 束縛条件追加などを行う
背景
前回の記事でホモロジーモデリングの全体の流れを実施した。この記事ではより詳細なModellerのオプションを調べてみる。
参考:https://salilab.org/modeller/tutorial/advanced.html
オプション
automodelの精度は?
sequence identiy <50%の場合はalignment.check()で残基ごとの妥当性のチェックをしたほうがよいとのこと(DOPEが具体的に何を計算しているかは知らない)。
面白そうな機能
複数のテンプレートを使用
複数のテンプレートを使うことでループ領域の精度(DOPEスコア)が改善されたり、場合によっては改悪されてしまったりするらしい。長いループ構造を再現する際に使ってみようかと思う。
ループ構造最適化
ホモロジーモデリングで得た構造を元にループ構造の最適化を行う。もっとも精度が出る方法は数百個のconformersを作成してクラスタリングし, 代表的なものをピックアップすることらしい。
リガンドを結合させた上でホモロジーモデリング
リガンドを含む構造をホモロジーモデリングで生成できるらしい。DOCKやAuto Dock等のドッキングソフトを使えばいいんじゃないの、と思う気もするがなにか利点があるのだろう。